多くの男性は女性とSEXがしたいですよね？かくいう私もそうです(笑)射精の時の快楽や口説いて性行為をする脳汁はたまらないものです。
正直モテる方法や垢抜ける方法・女性との接触方法は多くの媒体で紹介されていますが、リスクヘッジについて紹介している記事は全くないのが現状です。
どうしても女性関係で問題になるのがSEXでの同意問題です。最近ですと松本人志さんや伊東純也さんの問題など世間を賑わせています。
男性の我々からすると、同意したと思っていても後出しじゃんけんで不同意になるという事例もあったりします。
※なお、筆者は弁護士ではございません。実際のトラブルは刑事事件に精通した弁護士にご相談ください。なお、筆者も対応できます。その際は0円で対応いたしますので、ご相談ください。
まず、実際に逮捕されたらどうなる？
逮捕されてから48時間以内に検察に送致がなされ、起訴されれば公判につながり、無罪もしくは刑が確定するわけです。
疑わしきは罰せずという言葉を聞いたことがあるかと思いますが、それは公判でのはなしであり、逮捕は疑いがある場合でも容赦なくされてしまいます。
世間一般では逮捕＝有罪で懲役（厳密には拘禁刑）のようなイメージがなされているため、社会的な死を意味します。
もちろん、逮捕されても取り調べをして嫌疑不十分で釈放されることもあります。更に事件をすすめる必要を感じ取った場合には、48時間以内に身柄を検察に送致します。
その後、検察でも取り調べを行い、更なる捜査の必要性を感じ取った場合、裁判所に対し、24時間以内に勾留請求を行い、最大で20日間拘留されます。その際、身柄は拘置所に移ります。
引用：アトム弁護士法人 https://atombengo.com/column/12175 2024年3月14日閲覧
性犯罪でどのくらいの人が逮捕されている？
2023年犯罪統計によると、不同意わいせつでは3,804人が検挙されており、不同意性交等では2023年では1,875人が検挙されております。（逮捕及び書類送検・含む）厳密には異なりますが、おおよそ逮捕と考えて相違ありません。
むろん、女性の被害届又は告訴状が提出されずに事件として認知されない件数はわかりえないので、割愛します。
性犯罪で起訴される割合や有罪になってしまう割合は？
2022年検察統計によると、不同意わいせつの起訴率は32.8％。不同意性交等の起訴率は32.1%となっています。起訴率についてはおおむね3分の1ですが、やや近年起訴率は低くなっているのかなと感じえます。（女性の虚偽告訴の可能性も考えられ得る）
2023年検察統計は未だリリースされていないため、情報が更新され次第アップいたします。
不同意の性交渉はどんな犯罪？
現在は刑法176条及び177条で不同意わいせつ・不同意性交等罪が定められています。淫行条例や青少年保護育成条例・撮影罪・リベンジポルノ法・児童福祉法・売春防止法等関係法令がありますが、それは次回以降解説いたします。
では、まずは条文を見てみましょう。
第百七十六条（不同意わいせつ）
次に掲げる行為又は事由その他これらに類する行為又は事由により、同意しない意思を形成し、表明し若しくは全うすることが困難な状態にさせ又はその状態にあることに乗じて、わいせつな行為をした者は、婚姻関係の有無にかかわらず、六月以上十年以下の拘禁刑に処する。
一 暴行若しくは脅迫を用いること又はそれらを受けたこと。
二 心身の障害を生じさせること又はそれがあること。
三 アルコール若しくは薬物を摂取させること又はそれらの影響があること。
四 睡眠その他の意識が明瞭でない状態にさせること又はその状態にあること。
五 同意しない意思を形成し、表明し又は全うするいとまがないこと。
六 予想と異なる事態に直面させて恐怖させ、若しくは驚愕させること又はその事態に直面して恐怖し、若しくは驚愕していること。
七 虐待に起因する心理的反応を生じさせること又はそれがあること。
八 経済的又は社会的関係上の地位に基づく影響力によって受ける不利益を憂慮させること又はそれを憂慮していること。
第百七十七条（不同意性交等）
前条第一項各号に掲げる行為又は事由その他これらに類する行為又は事由により、同意しない意思を形成し、表明し若しくは全うすることが困難な状態にさせ又はその状態にあることに乗じて、性交、肛門性交、口腔性交又は膣若しくは肛門に身体の一部（陰茎を除く。）若しくは物を挿入する行為であってわいせつなもの（以下この条及び第百七十九条第二項において「性交等」という。）をした者は、婚姻関係の有無にかかわらず、五年以上の有期拘禁刑に処する。
２ 行為がわいせつなものではないとの誤信をさせ、若しくは行為をする者について人違いをさせ、又はそれらの誤信若しくは人違いをしていることに乗じて、性交等をした者も、前項と同様とする。
３ 十六歳未満の者に対し、性交等をした者（当該十六歳未満の者が十三歳以上である場合については、その者が生まれた日より五年以上前の日に生まれた者に限る。）も、第一項と同様とする。
刑法 | e-Gov法令検索
長くて分からないと思いますので、要点をまとめます
だめな条件
・過度な飲酒
・暴力もしくは暴力をちらつかせる
・上司部下、先生生徒など上下関係の乱用
・精神疾患のある方をだます
・睡眠薬を飲ませSEXすること
・相手が嫌がっているのに無理やりSEXする
・不意打ちでSEXする
そして、177条はSEX・アナルSEX・フェラ禁止ということです。
また、SEXしないと嘘を付き、ホテルに泊まりSEXする。また、マッチングアプリ等で待ち合わせしている案件を相手の男のふりをしてSEXするのも禁止という事です。
つまり、よくある常套句である”ちょっと休憩しない？”や”何もしないからラブホはいろ！”とかはNGということです。
そして無論、結婚の有無は問わず、18歳未満も同様です。
そして、刑期は不同意わいせつの場合、6か月以上10年以下の拘禁刑。不同意性交等罪の場合5年以上の拘禁刑です。だいぶ重い刑罰であることが伺えますね。
具体的に取るべきリスクヘッジは？
刑罰を知った方はもううかつに性行為ができないと考えてしまうでしょう。常識のある大半のかたであればそう思うのも無理はありません。
これまでは
- 居酒屋に行って、その流れでホテルに行く。
- ホテルの前でグダられ、なんとか説得してSEXする
- BARに行くふりをして自分の家に連れ込む
- 会社の後輩とSEXをする
これまではうやむやで許されてきた上記の行為がもうできなくなってしまうのでしょうか。
そんな彼らがみているポイントを紹介します！
・①飲酒で会話が成立しているか
・②ゴムは付けているか
・③ラブホテルに搬送する際手は繋いでいるか
・④同意を明確に取っているか
・⑤行為が終わった後のピロートークがあるか
・⑥行為を行う場所
・⑦ハメ撮りの有無
1から順に説明してゆきます。
1,飲酒についてですが、1杯でも飲んだら全てアウト！、、というわけではありません。この条文が意図していることは飲みすぎて自己判断がつかないような状態になったうえで行為に及ぶことを禁止しています。
なので、女性とのアポイントでは相手のお酒の強さを聞いたり、こまめに水いる？と聞いてあげるのがよいです。念のためですが、もちろん道端で潰れている泥酔した女性をラブホや自宅に搬送し、行為に及ぶのは一発アウトです。
2,コンドームの着用についてですが、社会通念上、婚姻関係にない男女が性行為をする際、コンドームを着用するのが自明です。ゴムを付けないと捜査関係者からレイプしたのではないかと疑われるリスクが高まります。
ですので、相手の要望や同意がない限りは控えましょう。
3,ラブホや自宅に搬送する際、手を繋いでいたか否かについてですが、近年監視カメラの数は徐々に増え続けています。特にオリンピックや凶悪犯の影響は大きいです。
ではなぜ手を繋ぐ点が重要かと言うと、無理やり搬送しているかどうかを確かめるためです。仮に仲が良く、愛情の印として手をつないだとしても、後から女性から訴えられた際、客観的証拠としては無理やりホテル又は自宅に連れ込んでいるとみられる可能性があります。
なので、ホテルや自宅に入る際は手を放して女性に先に入らせるような工夫が必要です。
4,同意の有無についてですが、録音する事をおすすめします。
まず、KIROKUという性的同意のアプリがリリースされるほど女性との性的行為においては女性側の同意を記録する事が大切です。
なぜかというと、性的トラブルでは女性側の証言が重視される傾向にあります。捜査機関は加害者側ではなく、被害者の声を重視し、加害者から自白を引き出したり、被害者への取り調べに対し、本来は受けていないことまで誘導することがあります。（特に警察）
”さりげなく挿れていい？”とか、”今日は抱かせて”とか言って、相手から”うん”と言わせるのが良いです。
5,行為が終わったあとのピロートークについてですが、女性や捜査機関がピロートークがないと、愛情があったのか？レイプになっていないか？という心証を抱いてしまう恐れがあります。
女性関係のトラブルを防ぐのは70％以上が行為後の男性側の態度とされており、女性側が行為が終わって冷静になった際に”あの時の行為はやっぱり無理やりされたのではないか？”という心証を抱かせないよう気を付けてください。また、駅まで一緒に見送ってあげるとよりグッドです！
ここだけの話、女性が被害申告をするのは友達や親・彼氏など第三者に話して、説得されることが最も多いです。
女性は基本的に他責思考で被害者ヅラを生き物で、自分から進んで性行為をしても後から被害申告をすることもありえます。くれぐれも録音の徹底は忘れずに。有事のさい、重要な証拠となります。
おすすめの録音機は是非DMまでご連絡ください。
6,行為を行う場所についてですが、ラブホテルが良いです。ネカフェ・自宅・カラオケ・青姦等ありますが、ラブホテルが一番です。社会通念上性行為を行う場所として認識されているからです。
ただ、一番ましというだけで、上記の行為を守らないと容赦なく逮捕される可能性があります。
7,ハメ撮りの有無についてですが、昨年撮影罪が新設されました。相手の性的な箇所（おぱいやま〇こ）や下着を許可なく撮影または盗撮する行為です。
許可についても口頭ではなく、書面でないと逮捕されるケースもあります。ハメ撮りは警察が携帯を押収し、やり取りから芋づる式でパクられるので、注意が必要です。3年以下の拘禁刑又は300万円以下の罰金です。
なお、onlyfansやXなど不特定多数が見れる場所でハメ撮りをUPした場合、5年以下の拘禁刑又は500万円以下の罰金又は併科（どっちも）と刑罰がグレードアップします。
結局なにが一番大切なの？
ここまでご覧頂いたかたは結局何が一番大切なの？とお思いでしょう。
これは私の私見ですが、女性を大切にすること（嫌な相手なら形だけでも）と考えます。
性行為をして即放流したり、適当な言葉を投げつけると女性側は性行為時には興奮していて気が付かないですが、冷静になった時に有事になりかねません。
なので、ちゃんと感謝の言葉を述べ、一緒に帰ったり、駅までお見送りするといった対策が良いでしょう。多くの性犯罪の事件を見てきた私としてはこの有無が意外と大切と考えております。
実際にトラブルに巻き込まれた際にはいち早く弁護士先生に連絡することです。弁護士といえども得意不得意があるので、刑事事件や女性トラブルに強い弁護士に依頼しましょう。
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